園だより

＊　５歳児　米作り①（ゆめはうす認定こども園）　＊

例年、地域の方のご厚意で体験させていただいていた【田植え】。
今年も6月に予定していましたが、緊急事態宣言の延長や、新型コロナウィルス感染症予防を考え、中止となりました。
大きな田んぼでの【田植え】体験はできませんが、同じような体験ができないかなと考え・・・

去年から始めた“種もみからの米作り”。
今年も行う中で、バケツや発泡スチロールではなく、園庭にミニ田んぼを作ろう！という案が出て・・・
考えたのが“バケツ稲”ならぬ“タイヤ稲“。
土作りと苗作りを同時進行で行いますよ♪
さぁ、うまくできるかな？？

〈5月24日〉種もみをまく
子ども達が家から持ってきたトレイに、ＪＡさんからいただいた“種もみ”をいれます。
「ちっちゃいね～」
「鼻息でとぶ！」と、楽しく種まき♡
種もみが隠れるくらい水を入れたら、初日の作業は終了！

〈5月25日～〉
種をまいた日から、毎日水替えをします。
トレイに種が入ったまま、どうやって水かえするかな？と思いましたが・・・
種を端に寄せ守りつつ、トレイを傾け水を捨てる子がいたり、自分の手に種を集めてから片手で水を捨てたり、と一人ひとりが考えて自分のやり方でちゃんと水かえ作業をしてくれていましたよ♡
たまに水と一緒に落ちる種もありましたが、「拾えば大丈夫！」とお友だちと声を掛け合い楽しんでお世話していました。

水かえの後、
「部屋に帰るのが大変なんよね～」
手をぷるぷる、足をそろりそろりと運ぶ姿が可愛かったです♡

先生達が、家や実家の田んぼから持ってきてくれた土を使い、タイヤを田んぼに変身させます☆
その作業をしている間に、種もみは発芽し、どんどん成長して・・・
その成長を子ども達は毎日給食室にも知らせに来てくれます♪
「ちょんって何か出てきたよ」
「出てきた芽がのびてきとるよ！」
「まっすぐ伸びるやつと、もじゃもじゃ伸びるのとあるけどなんでかね？」
その言葉から、毎日お世話をしながらよく観察していることが伝わります。
田植えをする日が待ち遠しいね♡